アジア杯2017全4試合レビューと篠山竜青のプレイ
8/8~8/12にレバノンのベイルートで開催されたFIBAアジアカップ2017における日本代表戦全4試合(予選3試合+ベスト8決定戦)に出場した#7篠山竜青のプレイを中心に、同試合をスポナビライブで観た感想を書きます。(画像はJBAウェブサイトより引用)
結果
予選リーグを2勝1敗で2位通過した後、ベスト8決定戦にて韓国に破れました。詳細は以下のとおりです。
8/8(火) | 予選1試合目 | ●JPN 68-84 AUS○ | ボックススコア |
8/10(木) | 予選2試合目 | ○JPN 87-49 TPE● | ボックススコア |
8/12(土) | 予選3試合目 | ○JPN 92-59 HKG● | ボックススコア |
8/14(月) | ベスト8決定戦 | ●JPN 68-81 KOR○ | ボックススコア |
また、各試合における#7篠山竜青のスタッツも下表に取りまとめをしました。ウルグアイとの強化試合に比べたら数字のインパクトはありませんでしたが、ゲームコントロールとDFだけはいつもどおり手を抜かず頑張っていたという印象です。
MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | TOV | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8/8(火) | 予選1試合目 | 11:25 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 |
8/10(木) | 予選2試合目 | 17:20 | 5 | 3 | 4 | 2 | 1 | 2 |
8/12(土) | 予選3試合目 | 9:38 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 1 |
8/14(月) | ベスト8決定戦 | 16:50 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 |
感想
まず、試合が終わって2週間以上も経過していて、感想を述べたいのにもかかわらずそこまでの記憶が残っていないのですが、個人的にここまで代表戦に注目したこともなかったので、今更ながら備忘録も兼ねて投稿した次第です。そういったわけでかなり漠然とした感想ではございますが、チームとしては試合を重ねるにつれて徐々にフリオ・ラマスの考え方が浸透している様子が見て取れましたが、40分継続するまでには至らなかったという印象です。特にベスト8決定戦において都度アジャストしてきた韓国のようなチームに競り勝つ粘り強さが足りなかったことが課題として浮き彫りになり、それを得るためには、下記引用の記事でも触れられているとおり、#35アイラ・ブラウンひとりに攻守を委ねるようなことがあってはならないのでしょう。
それでも改めて個人スタッツに注目すると、ベスト8決定戦においては#35ブラウンの他にも#2富樫勇樹、#6比江島慎、#24田中大貴の3名が10点以上取っているわけですから、最終Qに彼らがもうひとふんばりしてDFの注目を引きつけた上で、あとひとりフィニッシャーになれるプレイヤーが欲しかったところだと思います。そう考えると口惜しいのが、#0橋本竜馬と#34小野龍猛の出場機会が無かったこと。#25古川孝敏が序盤に怪我でベンチに下がってしまって頭数が減ってるわけですし、プレイングタイムを一層シェアしなければならない状況だったとは思うのですが…該当2名はコンディション不良でしょうか?その点に少しモヤモヤが残りました。
今後について
ともあれ、日本代表の今後は、11月に開かれるW杯予選に向けた強化ということになるようですが、国内の話題としてはその前に今年新設された「アーリーカップ」をドカンと盛り上げたいところでしょう。
同カップの9/1(金)一斉スタートに向けて、各チームでなされた様々な補強が落ち着きつつある中、川崎ブレイブサンダースは一体どのような状況になっているのか。次回エントリではそのあたりを取りまとめたいと思います。